ブリヂストンは10月24日、ベトナム・ハイフォン市ディンブー工業団地に建設中だった、同社グループ初の乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)工場が完成したと発表した。
ブリヂストンは、グローバル市場における需要増加に対応するため、約416億円を投資し、ベトナム工場の生産能力を強化。1日あたりの生産能力は、現在約1万本だが、2016年上期に2万5000本、2017年下期には約4万9000本に達すると見込んでおり、同社グループでも最大級の生産規模となる予定だ。
新工場は、欧米や日本への市販用タイヤの輸出基地として、主に汎用タイヤを供給する。