カタール航空は10月20日、新型の長距離路線向け中型機「エアバスA350XWB」初号機を、ドーハ=フランクフルト路線に15年1月中旬から就航させると発表した。
カタール航空はA350XWBのグローバル・ローンチカスタマー(最も早く発注した航空会社)。客室の快適性を最重視した機体で、胴体幅は5.61mを確保。エアバス社によると、A350の総受注数は750機にのぼり、同航空は80機を発注している。
A350XWBの座席数は283席(ビジネスクラス36席、エコノミークラス247席)。現在のドーハ=フランクフルト路線は、ボーイング777-300ERを用い、1日2往復で運航中。15年1月中旬以降はA350に変更される予定。