豪州系マッコーリー・キャピタル・セキュリティーズ(マレーシア)は16日、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に仕組みワラント8種を初めて上場した。ザ・サンが報じた。
外資系金融機関による仕組みワラントの上場は2011年のシンガポール系OCBCバンク以来。
上場された銘柄は、エアアジアX、DRBハイコム、ホンリョン・インダストリーズ、イナリ・アマートロン、KNMグループなど。
マッコーリーは年内に上場銘柄を52種まで増やす。同社はこれまで、シンガポール、タイ、香港の仕組みワラント市場に参入してきた。
マレーシアの仕組みワラント市場の規模は小さく、国際取引所連合によれば、上場銘柄は431種。
マッコーリーによれば、仕組みワラントはデイトレーディングより複雑で、ある程度の知識が必要だが、マレーシアの投資家は投資ツールとして使いこなせるという。