フランスの自動車大手、ルノーは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)の「イニシャル・パリ」を初公開した。
同車は新型ルーテシアをベースに、内外装の上質感を高めた新グレード。個性的かつエクスクルーシブな小型車を求める顧客をターゲットにしている。
室内は、高級感を追求。シートやステアリングホイールには、ナッパレザーを使用し、イニシャル・パリのロゴを添えた。前席は、専用デザインのスポーツシートを採用。ダッシュボードやドアトリムは、合成レザー仕上げとした。
外観は、フロントバンパーにフォグランプ、リアバンパーにクロームエグゾーストを内蔵。LEDデイタイムランニングライトは、C型に光る。17インチのアルミホイールは専用デザイン。車体の前後とサイドには、イニシャル・パリのエンブレムが装着される。
搭載エンジンは、ガソリン2、ディーゼル1の合計3ユニット。ガソリンは最大出力90psの「Tce90」と、最大出力120psの「Tce120 EDC」。ディーゼルは、最大出力90psの「dCi90」が設定されている。