ダイハツ コペン ファンイベント…ユーザーとの関係は「道の駅のように」

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ダイハツ コペン初のファンイベント“Panorama Drive with Achimura”
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  • 来場者とコミュニケーションをとる藤下修チーフエンジニア
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  • 来場者とコミュニケーションをとるダイハツ工業 松居康彦プロジェクトリーダー
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ダイハツ工業は10月18日、長野・阿智村で『コペン』のファンイベント“Panorama Drive with Achimura”を開催、多くのファンで賑わった。ダイハツとして初主催となる同イベント、その真意はどこにあるのか。新型コペンのチーフエンジニア藤下修氏、そしてプロジェクトリーダー松居康彦氏に話を聞いた。

藤下氏はイベントについて「ファンとのコミュニケーションのために非常に重要。たとえば道の駅での直売のように、生産者が顧客と直接触れ合うことでリピーターを増やす。顧客にとっても意見がすぐに反映され、生産者も、もっといいモノを作ろうと、良い反復作用が起こる。商売の基本はここにある」と話す。

さらに藤下氏は、「コペンはファンがファンを作るモデルであり、我々はそのサポートすることが最優先だ」と続けた。

ちなみに藤下氏はこんな話も。「私の息子が良く行く喫茶では、スタッフが息子に“お帰りなさい”と言う。誰もが知る有名店だが、常連としてすっかり顔を覚えられている。それだけ通っている証拠。ダイハツも目指すのはこれだ。フェイス・トゥ・フェイスでリアルタイムにお客様のカーライフをサポートしたい」。

イベントの参加者は家族連れやカップルなどの姿があり、コペンオーナーでなくとも参加できる。会場にはダイハツの新型車展示や地元グルメの販売、ステージでのライブ演奏や足湯、コペン・ミニ四駆のワークショップがあり、フィナーレにはコペンオーナー限定の星空鑑賞会も行なわれ、訪れた人すべてがそれぞれの時間を満喫した。

Panorama Drive with Achimuraを企画した松居プロジェクトリーダーは、「正直、ここまで人が集まるとは思っていなかった。自治体の協力も得られ、大成功と言って良い」と話す。さらに松居氏は「日本には四季があり、ドライブするには最高。地方の風景もすばらしいし、都会の夜景も素敵だ。今回来場 した方々を見て、それぞれが十分にカーライフを楽しんでいると感じた」と続けた。

《阿部哲也》

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