トヨタ自動車のトルコの生産子会社、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・トルコ(TMMT)は10月15日、生産開始から20周年を迎えた、と発表した。
トヨタがトルコで現地生産を開始したのは、1994年。ノックダウン方式での生産を開始したのが、最初だった。2000年には、トヨタ・モーター・ヨーロッパの生産子会社、TMMTに社名を変更。2002年には、海外向けの輸出を開始した。
同工場では現在、『カローラ』や小型MPVの『バーソ』を組み立てている。過去20年間の累計生産台数は、150万台以上。
2013年には、新型カローラの生産を開始したばかり。11世代目のカローラの欧州仕様車を、同工場で生産している。新型カローラの販売は好調に推移しており、直近では、前年比44%もの伸びを記録した。
トヨタ・モーター・ヨーロッパのDidier Leroy社長兼CEOは、「トルコでは長期的に経済成長が持続するだろう。トルコ工場の従業員は、これに対応する優れた能力を備えている」と述べた。