ベルギーのブリュッセル空港会社は10月17日、西アフリカ諸国で発生しているエボラ出血熱に関する取り組みを公表した。
空港会社は、空港で働くスタッフに感染への不安が広がっていることを重く受け止めて、エボラ出血熱に関するガイドラインを発表した連邦公衆衛生局と連携し、感染リスクを説明するミーティングを複数回実施したほか、詳細な情報や対応策を記したスタッフ向けの文書を配布した。
スタッフの懸念事項である、シエラレオネの首都・フリータウン、ギニアの首都・コナクリ、リベリアの首都・モンロビアからの荷物取り扱いに関しては荷物検査専門企業と契約を締結。もし荷物からエボラ出血熱に関する異常が発見された場合は、廃棄されるとのこと。