ヤマハ発動機は10月15日、『MT-07』などの電気配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『MT-07』『MT-07A』の2車種で、2014年6月3日~9月23日に製造された計1818台。
バッテリーのプラス端子に接続する電気配線の長さとシートブラケットの形状が不適切なため、電気配線がシートブラケットの上に乗り上げ、シートとシートブラケットの間に挟まることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該電気配線の被覆が損傷しショートして、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
全車両、バッテリーのプラス端子に接続する電気配線とシートブラケットを対策品に交換するとともに、電気配線にクランプを追加する。また、取扱説明書を修正したものに交換する。
不具合および事故は発生していない。海外市場からの情報により発見した。