10月13日、都内で日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)2014-2015の最終選考会・開票式が行われ、マツダ『デミオ』が今年最も優秀なクルマに選ばれた。
JCOTYでは38台のノミネート車の中から、一次選考で上位10台の「10ベストカー」を選出。その後、最終選考にて自動車評論家、ジャーナリスト、一般有識者からなる60名の日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員の投票により、大賞が決定する。
当初はマツダ デミオ、メルセデスベンツ『Cクラス』、BMW『i3』の争いになると予想されたが、開票序盤からデミオとCクラスが拮抗した闘いを繰り広げる。最後はデミオが逃げ切り、栄冠を手にした。
日本カーオブザイヤー実行委員会から発表の受賞理由は以下の通り。
「国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとクオリティ、そしてテクノロジーをリーズナブルな価格で実現したこと。低燃費技術を追求するなかで、新しい選択肢として小型クリーンディーゼルを採用する一方、MTモデルをリリースするなど多彩なニーズに配慮している点も好印象で、軽快なフットワークと相まってクルマの楽しさを再認識させてくれた。独自の魅力にあふれ、日本から世界に向けてアピールできる実力を持ったコンパクトカーである。」