WEC第5戦「6Hours of Fuji」はスタートから早くも1時間が経過。総合トップは40周目に入り、各車が1回目のピット作業を済ませた。
序盤から8号車トヨタ(セバスチャン・ブエミ)と20号車ポルシェ(マーク・ウェバー)が激しいトップ争いを繰り広げていたが、10周を終えたところで20号車が早くもピットイン。これで一時的に順位を下げる。
これにより2位に浮上したのは7号車トヨタ(中嶋一貴)。2秒後方につけた。スタートから50分を過ぎた35周目にピットインし、ステファン・サラザンにドライバー交替。翌周には8号車もピット作業を行い、アンソニー・デビッドソンが乗り込んだ。
一方、前回オースティンで勝利を上げたアウディ勢、1回目のピット作業は2号車が給油のみでアンドレ・ロッテラーがそのままピットアウト。少し変則的な戦略で上位を伺っている。
上位陣が全て1回目のピット作業を終えたところで、トップに立ったのは一番早く作業を終えた20号車ポルシェ。ドライバーはスタートからマーク・ウェバーがそのまま乗り込んでおり、2位の8号車に20秒のリードを築いている。
早くも3メーカーで戦略が少しずつ分かれ、17時00分のトップチェッカーを目指した攻防戦が繰り広げられている。
WEC 第5戦 富士 1時間経過
1.20号車ポルシェ『919ハイブリッド』
2.8号車トヨタ『TS040ハイブリッド』
3.7号車トヨタ『TS040ハイブリッド』
4.14号車ポルシェ『919ハイブリッド』
5.2号車アウディ『R18 e-トロン クワトロ』