故意に信号無視をしたトラック、路線バスの側面に突っ込む

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6日午後7時ごろ、大阪府大阪市北区内の市道で、赤信号を無視して交差点に進入したトラックと、青信号に従って走行していた大型路線バスが出会い頭に衝突する事故が起きた。バスの乗客17人が負傷。警察はトラックを運転していた46歳の男を逮捕している。

大阪府警・大淀署によると、現場は大阪市北区本庄西3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。トラックは信号待ちで停車していたが、赤信号にもかかわらず発進。青信号に従って走行していたバスの左側面部に衝突。バスは押し出されるように路外へ逸脱し、中央分離帯の表示灯に突っ込んだ。

バスには乗客乗員約50人が乗車していたが、このうち17人が車内で投げ出されて打撲などの軽傷を負った。警察はトラックを運転していた旭区内に在住する46歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「交差側のクルマが来ないので、そのまま発進できると思った」などと供述。警察では故意に信号を無視したものとみて、危険運転容疑への切り替えも視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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