マツダの米国法人、北米マツダは10月9日、米国EPA(環境保護局)が公表した2014年版の燃費報告書(暫定版)において、マツダが1台当たりの平均燃費が最も優秀な自動車メーカーに2年連続で認定された、と発表した。
この燃費報告書は毎年、EPAが作成しているもの。米国で1年間に販売された新車に関して、自動車メーカー別に1台当たりの燃費やCO2排出量を算出。これを燃費性能順にランキングしたもの。
ベスト3は以下の通り。
メーカー名 1台当たりの平均燃費 同CO2排出量
1、マツダ 12.24km/リットル 309g/マイル
2、ホンダ 11.73km/リットル 322g/マイル
3、スバル 11.69km/リットル 324g/マイル
マツダが2年連続で、1台当たりの平均燃費が最も優秀な自動車メーカーに認定。同じくCO2排出量も、最も低かった。12.24km/リットルの平均燃費は、2013年の11.95km/リットルに対して、2.5%の改善。北米マツダによると、『アクセラ』、『アテンザ』、『CX-5』と、SKYACTIVテクノロジーやi-ELOOP搭載車のラインナップ拡大の成果だという。
北米マツダのジム・オサリバン社長兼CEOは、「北米市場で販売されている乗用車やSUVの90%以上は、依然として、内燃機関搭載車。だからこそ、マツダはエンジンの動きと性能を完璧にすることに、注力する道を選んだ」とコメントしている。