KTMはドイツ・ケルンで開催された「インターモト2014」で、『フリーライドE-SM』と『1290スーパーアドベンチャー』を発表した。
例年のように、MotoGPアナウンサーのトビー・ムーディが登場し、カンファレンスは開始。CEOのステファン・ピエラ氏による、好調な市場状況などについてのスピーチが終わると、フリーライド大使として招かれたストリートトライアルライダーのダニー・マッカスキルが壇上へ。
実際に走ったフリーライドについて「自分の身体の一部のように扱える。それも自転車と同じようにノイズもエミッションも無くね」(マッカスキル選手)と語り、アンヴェイルを行なった。すでにKTMは、電動トライアラーの『フリーライドE』を登場させているが、新登場のE-SMは公道走行用としたモデルである。
そして、1290スーパーアドベンチャーは、『1290スーパーデュークR』のエンジンを移植したアドベンチャーである。シリンダヘッドやクランク軸を新設計し、電子制御による調教で、160hpを扱えるものとすることにも抜かりはないようだ。