鋼材需要見通し、自動車向け減少などで0.2%減…2014年10-12月期

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経済産業省が発表した2014年度第3四半期(2014年10-12月期)の鋼材需要見通しは、前年同期比0.2%減の2482万トンと微減となる見込み。

国内需要は、同2.8%減の1630万トンを見込む。製造部門は、造船需要が増加するものの、消費税増税後の反動により、自動車の国内需要などが減少する見込み。

産業機械は、工作機械や運搬機械などが設備投資の増加に伴って増加するものの、建設機械が排ガス規制前駆け込み需要の反動で減少、産業機械全体でも微減となる見込み。

輸出は、アジアでの鋼材過剰供給状況については継続しているものの、エネルギー案件が前年を上回る見通しで、同5.2%増の825万トンを予想。前年同期は国内需要が優先されていたこともあって増加する。

粗鋼需要量は、2798万トンで同0.6%減となる見通し。

《レスポンス編集部》

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