【BMW X3 試乗】xDrive20d xLine、山道も軽々と走る多用途車…島崎七生人

試乗記 輸入車

BMW X3 xDrive20d xLine
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BMW『X3』はフェイスリフトで最新のBMW顔になった。近似しているのは『X4』だが、ヘッドランプ、グリルのデザインがごくごく僅かずつ違うのは、いつものBMWのやりかただ。

試乗車はxDrive20d。その「xLine」で、外観では専用の18インチアロイホイール、サテン・アルミの加飾、キドニーグリルのマットアルミニウムバーなどを装着。内装もシート表皮や加飾部分が専用で、試乗車のモカ色のネバダレザーのシートが備わり、落ち着いた雰囲気を作り出している。

搭載エンジンは『3シリーズ』などでもおなじみの2リットルツインパワーターボディーゼルで、184ps/27.5kg-mの性能を発揮。これに8速ATが組み合わせられ、1870kg(前/後=920/950kg)のボディを、山道の登坂路でも軽々と走らせる実力を示す。静かな場所では車外音はいくらか大きめだが、走行中の車内では気にならず、このクルマに相応しいパワーユニットのひとつ、と思えた。フードを視界の一部に眺めながらしなやかな乗り味を楽しめるのも魅力だ。

ちなみに『X4』と較べると、ラゲッジスペースの床面積自体は同じ。差があるのはボディ形状の違い分の高さ方向のゆとりと、バックドアを開けた際の開口部の高さで、床面の高さから開く『X3』は、おのずと同車の多用途性を物語る。後席の快適でゆったりとした着座姿勢も魅力のひとつだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★


島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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