F1ドライバーのニコ・ロズベルグ選手は10月1日、自らがブランドアンバサダーを務めるスイスの高級時計メーカーIWCシャフハウゼンが都内で開いたイベントに登壇した。このイベントではロズベルグ選手もデザイン開発に携わった腕時計の特別モデルが披露された。
同イベントは、レーシングパートナーであるメルセデスベンツの新型『Cクラスステーションワゴン』発表会の中でおこなわれた。
今回披露されたのは、『インヂュニア・クロノグラフ “ニコ・ロズベルグ”』。ロズベルグ選手は「自分の名前を冠したIWCの時計を設計する機会を頂いたことは大変エキサイティングなことだった。エンジニアリングの枠のなかで自由に表現した。時計造りの技術はF1と共通点がある。それは常に技術の最先端を目指しているということ」と述べた。
特別モデルに関しては「この時計の裏側にはカーボン製のメダルがはめ込まれているが、これは操縦するレーシングカーからとったもので、ケースに使われるチタンも同様にレースカーで採用されている」と話した。
今回のイベントでは、同じくブランドアンバサダーを務めるメルセデスAMGチームの僚友、ルイス・ハミルトン選手のインヂュニア・クロノグラフ特別モデルも披露された。両モデルとも全世界250本の限定で販売されるという。このうちロズベルグの限定モデルには、秒針と積算計の針にトレードマークのネオイエローで施されている。またハミルトンモデルではIWCで唯一のチタン製ブレスレットを採用しているのが特徴。