国際宇宙ステーションクルーが、SFコメディ映画をパロディ | レスポンス(Response.jp)

国際宇宙ステーションクルーが、SFコメディ映画をパロディ

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NASAは、2014年9月、11月から国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在を開始する第42次長期滞在クルーの宇宙飛行士6人がSFコメディ映画『銀河ヒッチハイクガイド』の登場人物に扮した紹介ポスターを発表した。

「銀河ヒッチハイクガイド」(2005年)は、ダグラス・アダムズが1979年に出版した同名のSFコメディ小説を映画化した作品。ヴォゴン人による銀河外縁部建設計画の一環として、超空間道路建設のために地球はわずか2分で取り壊されてしまった。僅かに生き残りったイギリス出身の地球人アーサー・デントは、銀河の観光案内「銀河ヒッチハイクガイド」の調査員で宇宙人のフォード・プリーフェクトと共に宇宙を放浪するはめになる。

作品には、「生命、宇宙、その他もろもろについての深遠なる疑問の答え」として「42」の数字が登場する。ポスターはこの数字と長期滞在計画の番号をかけたものだ。登場する架空のガイドブックであり、作品タイトルである「THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY」をもじった「THE EXPEDITION 42'S GUIDE TO THE GALAXY」のロゴと共に、6人の宇宙飛行士とNASAの宇宙飛行士支援ロボット「ロボノート2」が登場している。映画版のポスターに登場するのは5人だが、クルーのうち2人が双頭の宇宙人に扮し、6人全員が顔を揃えている。

クルーと対応する登場人物
バリー・ウィルモア宇宙飛行士(NASA、コマンダー):主人公アーサー・デント、ポスター中央
アレクサンダー・サマクチャイエフ宇宙飛行士(ロシア):双頭の宇宙人で銀河帝国大統領ゼイフォード・ビーブルブロックス(左から2番目)
アントン・シュカプレロフ宇宙飛行士(ロシア):映画版に登場する宇宙人カルト教伝道師でゼイフォードの政敵ハーマ・カヴーラ(左から3番目)
エレーナ・セロワ宇宙飛行士(ロシア):アーサーの友人で銀河ヒッチハイクガイド改訂版調査員フォード・プリーフェクト(右から2番目)
テリー・バーツ宇宙飛行士(NASA):双頭の宇宙人で銀河帝国大統領ゼイフォード・ビーブルブロックス(左端)
サマンサ・クリストフォレッティ宇宙飛行士(ESA):銀河帝国大統領ゼイフォードの恋人で地球人のトリリアン、本名トリシア・マクミラン(右端)
ロボノート2:常に気が滅入っていることを隠さないロボット、マーヴィン

ポスターでは、映画に登場する黒電話を国際宇宙ステーションに、宇宙船の代わりにソユーズロケットが飛ぶなど細かいパロディとなっている。ガイドブックのカバーに書かれた「DON'T PANIC(パニクるな)」の文字もそのままで、原作小説から映画まで今でも多くの人に愛されている作品のモチーフを盛り込んでいる。
《秋山 文野》

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