ホンダは17日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて、コレクションホール所蔵マシンの走行確認テストを行った。
1991年、ワイン・ガードナーとミック・ドゥーハンという2人のGPライダーペアが駆り、ホンダにとって鈴鹿8耐8勝目をもたらした『RVF750』。最高出力140ps以上を発揮する水冷V型4気筒エンジンを搭載し、予選・決勝ともに圧倒的な強さを発揮した。
ガードナー/ドゥーハン組は前年の鈴鹿8耐にも参戦し予選では1位を獲得したが、決勝では燃料トラブルでリタイヤ。この教訓から、1991年モデルは燃料タンクにリザーブコックやガソリン容量を確認するための覗き窓が付けられるなど、万全の対策がとられた。