中国、偽造自動車部品市場は4兆円…イプソス調べ

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中国の自動車部品製造産業の動向(イメージ)
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イプソス・ビジネスコンサルティングは、中国の自動車部品市場に偽造品がもたらすリスクに焦点を当てた調査レポート「中国の自動車部品製造産業の動向」を発表した。

同レポートは、今後5年間で倍増が見込まれる自動車部品市場で、成長につれて増加する偽造による脅威を軽減するために、自動車部品メーカーが早急に改善しなくてはならない知的財産保護対策にハイライトを当てたものだ。

調査結果によると、2008年から2012年に新車販売が急速に成長したことで、近い将来、中古車市場への供給が増加。成長する中古車市場が部品の新たな成長エンジンとなり、すでに現在世界最大の約400億米ドル(約4兆3421億円)の規模を持つ偽造自動車部品市場は、さらに拡大すると予測している。

中国では、広東省、河南省、浙江省、江蘇省、福建省が最大の自動車部品偽造地域と見られている。中央政府は新しい知的財産に関する法律を施行したが、地方政府レベルでは適用はばらばらで、運用は不十分。その結果メーカーは、市場拡大に伴って増加が予想される模倣品に対抗するため、知的財産の保護対策を強化する必要があるとしている。

イプソス・ビジネスコンサルティング香港の責任者マーカス・シェラー氏は、「自動車部品メーカーにとって中国市場には大変魅力的な成長チャンスがある。しかし、世界最大の自動車部品偽造市場と言われる国では、それはリスクを伴う。外国企業は先んじている知的財産保護対策で、市場シェアをさらに伸ばすことができるかもしれない」と述べている。
《纐纈敏也@DAYS》

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