投資、観光へのチャンス…アフリカビジネスの潜在能力を伝えるセミナー

10月7日、商工会議所で南部アフリカ15か国からなる南部アフリカ開発共同体(SADC)は10月7日、大阪商工会議所で「南部アフリカ開発共同体(SADC) 貿易投資観光…

エマージング・マーケット 中東・アフリカ

10月7日、商工会議所で
南部アフリカ15か国からなる南部アフリカ開発共同体(SADC)は10月7日、大阪商工会議所で「南部アフリカ開発共同体(SADC) 貿易投資観光促進セミナー」を開催する。

SADCは域内人口2億7000人、域内GDPは6580億米ドルに及ぶ、アフリカの代表的な経済共同体の一つ。セミナーでは構成各国駐日大使やSADC関係者が現地情報を紹介するほか、日本企業関係者も域内における経験などを発表する予定だ。

人脈を作る絶好の機会
大阪でのアフリカ関係セミナーの機会は少なく、アフリカに関するビジネス情報を収集するチャンス。アフリカ市場への進出や事業拡大を検討している企業にとって、アフリカビジネスで成功するヒントを学び、人脈を作る絶好の機会となる。

アジアの次はアフリカがビジネスフロンティアになると言われており、経済成長率の伸びや、生産年齢層、中間所得層が多いことなどから、ビジネスにおける潜在能力は非常に高い。

日本政府は民間セクター開発に向けたアフリカへの円借款を2016年までに20億ドルに増やすと正式にアナウンスしており、今後大きなビジネスチャンスが期待できる。

政治面でも徐々に民主主義浸透
アフリカのイメージは「貧困」「内戦」「テロ」といった悲観的なものが思い浮かぶが、アフリカには54の国があり、状況はそれぞれ異なる。財政面は一部の国を除いて公的債務水準が欧州諸国よりも低く、政治面でも徐々に民主主義が浸透している。

セミナーは午後1時開会。「南部アフリカの経済成長と成功事例」、「ツーリズム-投資と成長のエンジン」、「SADCでの経験とビジネスチャンス」のテーマで講演を行う。

また、午後4時45分から「観光先、貿易投資先としてのSADCおよびSADCと日本とのパートナーシップ」と題してパネルディスカッションを行う。バネリストは駐日南アフリカ共和国特命全権大使と、経済産業省、一般社団法人日本旅行業協会、アフリカ開発銀行、独立行政法人国際協力機構の関係者。

また、午後6時からレセプションを行う。セミナーの定員は100人(申し込み先着順)。問い合わせは大阪商工会議所国際部(孫さん、松本さん、電話06-6944-6411、メールsun@osaka.cci.or.jp)へ。

大阪で南部アフリカ開発共同体貿易投資観光促進セミナー

《アフリカビジネスニュース》

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