ホテル・アゴーラ リージェンシー堺は、「堺市ヒストリックカー・コレクション」の一部を9月24日から10月19日の26日間、ロビーに展示。また、「第41回堺まつり」の最終日となる10月19日には、乗車が可能な記念撮影会も開催する。
堺市ヒストリックカー・コレクションは、「カメラのドイ」の創業者である故土居君雄氏がドイツの工業技術に対する憧れから、名車BMWを収集し、「ドイ BMWコレクション」として世界的に注目を集めたもの。同コレクションは、土居氏が他界後、新婚時代を堺の浜寺で過したことから、満里恵夫人により1993年に堺市に寄贈された。
今回、同ホテルでは、BMW『327/328 カブリオレ』とBMW『イセッタ250』の2台を展示する。
327/328 カブリオレは、戦前のBMW社の最優秀ツーリングカーの一つに数えられるモデル。327のボディに328のエンジンを搭載したBMW327の発展型だ。
イセッタ250は、BMWのモーターサイクル『R25』に用いられていた空冷4サイクル単気筒エンジンを搭載した密閉型キャビン・スクーター。戦後のBMW社再生のきっかけとなったモデルだ。