20億米ドル規模の巨大市場であるインドへの医療ツアー分野が、その高い技術と定額な治療費によって湾岸協力理事会(GCC)加盟各国の患者達を惹きつけているとエコノミックタイムスが伝えた。
関係者によれば、治療のためにインドを訪れる患者は年間30%の割合で増加しており、2015年までには約320万人を数えることになると見られている。
最近ではドバイを拠点とするエミレーツ航空が国外の患者がインドの高品質な医療サービスを受けられるようアポロ病院と提携を結んだ。
世界的に疾病治療にかかる費用を見ると、インドでは心臓バイパス手術が6,500米ドルとアメリカ合衆国の3万米ドルから8万米ドルに比べて格段に安い。
アーユルヴェーダだけでなく、こうした治療行為を伴う医療分野も巨大な市場で今後開発の余地があると考えられている。