自転車盗難を目的に警察の独身寮へ侵入、2人を逮捕

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群馬県前橋市内にある警察の独身寮敷地内へ自転車を盗むために侵入したとして、群馬県警は10日、58歳の女と73歳の男を住居侵入容疑で逮捕した。男が運転していた軽トラックの荷台には盗品とみられる数台の自転車が載せられていた。

群馬県警・前橋署によると、逮捕された女は9日の午後9時55分ごろ、前橋市荒牧町付近にある群馬県警の独身寮敷地内に侵入。駐輪場で盗難する自転車を物色していた疑いがもたれている。

帰宅した21歳の男性巡査が駐輪場にいる不審な女を発見。「何をしているのか」と問い質したところ、自転車盗難を目的として侵入していたことが発覚。近くの路上で軽トラックを駐車して待機していた男の身柄も確保。任意の事情聴取で2人が容疑を大筋で認めたことから、住居侵入容疑で逮捕した。

男が運転していた軽トラックの荷台には数台の自転車が載せられており、警察は2人が別の場所で盗んだものとみて、窃盗容疑でも調べを進めている。聴取に対して2人は「警察の寮とは知らなかった」、「盗んだ自転車は転売していた」などと供述しており、警察は余罪について厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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