ALSOKは、来年度に予定する飛行ロボットを活用したメガソーラー発電施設向けサービスの開始に先立ち、既存契約先を対象としたプレサービスを10月1日から開始する。
これまでの実証試験で、飛行ロボットによる空撮画像から施設の維持管理に有用な情報が得られることを確認。プレサービスでは、飛行ロボットを活用することで従来よりもコストを抑えるとともに、用地選定や工事の進捗管理、パネルのホットスポットなどの異常を短時間で発見できるようになる。
これまでALSOKは、メガソーラー発電事業の安定的な運営をサポートするリスクコンサルティングサービスや、監視カメラやセンサーを活用して施設を守る機械警備サービスを提供してきた。現在、メガソーラー施設に対するALSOKの警備サービスのシェアは、約70%に達している。
事業者にとっては、広大な敷地を有する施設を効率的に維持管理する手法の開発が今後の課題となることから、同社では、飛行ロボットを活用した施設管理支援サービスの開発を進めてきた。なお、同サービスの正式サービス化は、2015年4月を予定している。