ヤマハ発動機の三輪邦彦上席執行役員は9月12日に都内で開いた事業説明会で、3輪バイク『トリシティ』の国内受注が5000台を超えたことを明らかにした。三輪上席執行役員は「日本では当初4000台が年内に売れるかなとみていたが、すでに5000台を超える受注を受けている」とした上で、「上方修正という形で製造部門にはオーダーをかけている」と述べた。海外の販売動向については「ヨーロッパでは8月に発売して計画台数の120%以上の売上になっている。タイは難しい市場ではあるが、アーリーアダプター(革新的な商品の比較的早い段階で受け入れる)のお客様にすぐに食いついてもらった。やはり我々自身、チャレンジな商品と思って市場を創っていったが、お客様の支持を頂いている」と説明した。また3輪バイクの今後のモデル展開に関しては「フロント周りの構成を使いながら、いろんな後ろ周りのものをつけて次なる商品を、またさらに進化させる方向性で新しい走りの世界を我々は造っていく」と語った。
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