ホンダエアの藤野社長、航空工学革新賞受賞…エンジン配置形態などの技術が評価

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ホンダ・エアクラフトカンパニーの藤野道格社長
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  • ホンダ・エアクラフトの藤野社長、ICASの航空工学革新賞を受賞
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  • ホンダジェット量産1号機の初飛行の様子
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  • ホンダジェット認定試験用初号機(シルバーの機体)と3号機(赤い機体)の飛行の様子

ホンダは、ホンダジェット開発責任者である藤野道格ホンダ・エアクラフト・カンパニー社長が、ロシアで開催されたICAS会議で「航空工学革新賞」を受賞したと発表した。

ICASは、航空科学/工学分野での知識の進化や協力を促し、その発展を図る団体で、「International Council of the Aeronautical Sciences」の略称。

今回の受賞では、主翼上面エンジン配置形態など、革新的な技術の採用で、クラス最高水準の巡航速度、燃費、客室・荷室の広さを実現した「ホンダジェット」の研究・開発に貢献し、航空業界における新たな設計コンセプトを実現したことが評価された。

ロシアのサンクトペテルブルグで開催されている第29回ICAS会議で、現地時間9月9日に藤野氏による記念講演が行われた。授賞式では「ホンダは、ビジネス航空業界における新たなスタンダードとなるべく最先端の航空機を設計することを目指してきた」とコメントした。

《レスポンス編集部》

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