ピアッジオグループジャパン(PGJ)は9月9日、アプリリアの新型『カポノルド 1200 ABS トラベルパック』の日本導入を発表した。カポノルド 1200 には、数々の電子制御システムを搭載している。その中のひとつである電子制御サスペンションには、大きな特徴がある。
カポノルド 1200 に搭載されている電子制御サスペンション「aDD(アプリリア・ダイナミック・ダンピング)」は走行状況に応じて、バイク自身が最適なダンピング値に調整するのが特徴。
アプリリアの輸入販売元である、PGJの醍醐忠紀アフターサービスディレクターは「あらゆる状況下でマシンバランスを最適化し、かつその最適バランスをキープする」と説明する。スポーツ走行時は固く、通常走行時は快適優先のダンピング値に、リアルタイムでマシンが常時判断し、調整を実行する。
その他にも カポノルド 1200 の電子制御には、ライドバイワイヤやトラクションコントロール、前後独立制御のABS(コンチネンタル製)、クルーズコントロール(アプリリア初)が備わる。
PGJの新井文雄代表取締役は「これらのシステムがすべて備わっているのは、競合他車中カポノルドだけであり、アプリリアの存在を再びアピールできるモデルだ。デザイン、最新の技術投入など細部にわたってアプリリアの美学を追究したこのモデルは、ステータスの証として是非“大人のライダー”に乗って頂きたい」と、自信を語った。