ヤマハ発動機の電動アシスト自転車『PAS』を手がけるSPV事業部の森本実部長は9月8日に都内で会見し、電動アシスト自転車を利用する女子高生や女子中学生の数が1年前よりも倍に増えていることを明らかにした。
森本SPV事業部長は「数年前まではお父さんやお母さんといった年配の方の乗り物という認識で電動アシスト自転車に乗るのは恥ずかしいといっていた女子中学生(JC)、女子高生(JK)の方々に意識の変化がある」と指摘。
具体的には「1~5月のPASの販売実績をみると10代の顧客の数が前年同期比で2倍近くまで伸びている。まだまだ全体の中では少ないが、確実に変化が起きている。こうした変化を生みながら販売を拡大していきたい」と述べた。
さらに「2013年から学生需要開拓アクションということで、現在は飯豊まりえさんにアンバサダーになって頂いて活動を行っている。新しい需要を開拓するマーケティングの活動を草の根的に着々を進めてきた成果がでている」と強調した。