自分で塗装の補修やキズの補修などをしたいとき、塗装はタッチペンかカラースプレーを使う。しかし、メジャーな色はともかく限定色や特殊な色の場合、純正カラーであっても市販のスプレーには設定がないことがある。
この場合は似た色を探すことになるが、店頭の見本ではどんな色なのかわからない。もちろん整備工場や板金工場に頼めば、ちゃんと色を配合するなりしてきれいに補修してくるが、ちょっとしたキズなら自分でできれば安上がりだ。
ホルツが展示していたペイント調色システム「ミニミックス」は市販設定のない色を店頭で調合してスプレー(もしくはタッチペン)に充填してくれる機械だ。各メーカーの色は、データベース化されどの色をどれくらい混ぜるかが管理されている。
店頭で純正カラーの番号を伝えれば、その色のスプレーをオーダーメイドできる。価格は1本2000円からと高くはなるが、特殊な色の車の場合、DIYをやる人なら、タッチペンやスプレーを持っていると便利である。