ボーッとしていてブレーキから足を離し、通過中の列車と衝突

自動車 社会 社会

27日午前7時30分ごろ、三重県伊賀市内の近鉄大阪線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた軽乗用車と、通過中の列車が衝突する事故が起きた。駅に停車する寸前だったため、クルマは損壊したが人的な被害は無かった。

三重県警・伊賀署によると、現場は伊賀市比土付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。同市内に在住する19歳の女性が運転する軽乗用車は踏切手前で停車していたが、列車の通過直前に踏切内へ進入。直後に通過した上り臨時列車(宇治山田発/上本町行き、3両編成)と衝突した。

列車は近くの駅で停車するために減速を開始しており、クルマは軌道外に押し出されて中破したが運転者にケガはなく、列車の乗客乗員約20人も無事だった。

聴取に対して女性は「考えごとをしていて、ブレーキから足を離してしまったかもしれない」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース