昨年のチャンピオンチームであるLEXUS TEAM ZENT CERUMOは、ソニーのウエアラブルカメラ『アクションカムHDR-AS100V』を採用し、チームのマシンやピットに取り付け練習をおこなっているという。具体的な活用方法を、チームの監督である高木虎之介氏と、ドライバーの立川祐路氏、平手晃平氏、チームの中核3人に聞いてみた。
高木虎之介(たかぎ・とらのすけ) LEXUS TEAM ZENT CERUMO監督。1974年生まれ。静岡県出身。1989年、15歳で全日本ナショナルカートにてシリーズチャンピオンになり、その後、フォーミュラートヨタ、全日本F3、F3000、フォーミュラーニッポンを経て、1998年にF1ドライバーとなる。2001年より戦いをアメリカに移し、CART、IRLに参戦。2005年より日本のフォーミュラーニッポン、スーパーGTのドライバーへ。2010年より監督としてスーパーGTに参戦。
立川祐路(たちかわ・ゆうじ) LEXUS TEAM ZENT CERUMOドライバー 1975年生まれ。神奈川県出身。1991年にカートを始め、1993年に地方カート選手権でチャンピオンに。その後、渡仏してフォーミュラ・ルノー・キャンパスに挑戦。1995年にフォーミュラートヨタで西日本シリーズチャンピオンとなる。スーパーGTには1996年からスポット参戦。1999年にセルモからフル参戦し2000年に初優勝。2001年と2005年にはチャンピオンも獲得。2012年は2勝ながらランキングは2位。GT最多のポールポジション17回を誇るスプリンター。
平手晃平(ひらて・こうへい) LEXUS TEAM ZENT CERUMOドライバー 1986年生まれ。愛知県出身。1999年にカートデビュー。2002年にフォーミュラートヨタに参戦、史上最年少優勝(16歳2ヶ月)を達成。2003年に渡欧し、フォーミュラー・ルノー、ユーロF3、GP2などを戦う。2008年に帰国し、スーパー GTに初参戦。第3戦富士に初優勝。翌2009年からGT500クラスにステップアップ。2011年セルモに加入。その年の第6戦富士でGT500初勝利。