ヤナセは8月22日、横浜市にあるヤナセ山下支店(メルセデスベンツ山下)を全面リニューアルし、営業を開始した。
今回の全面リニューアルで山下支店は、それまでの2階建てから4階建てとなり、ショールームの展示台数も3台から8台へと大幅に拡張された。
ヤナセの井出健義社長は同日開いた開所式で「山下支店は1984年11月にメルセデス・ベンツの専売店として初めて開業した。それまでのヤナセは併売でベンツやGM、ワーゲンも売っていたが、第1号としてベンツだけという形の専売店でここをオープンした。以来、この地で販売を伸ばしてきた」と紹介。
さらに「最近では、みなとみらい地区にアウディを始め、ポルシェなど新しい輸入車の販売店が集積してきて、われわれの山下支店といわば競合関係にあるが、私から観ると、この場所は横浜市中区の一番の真ん中ということで、伝統のある街のなかのランドマーク。幹線道路にも面しているのでロケーションとしては非常に良いと判断している」と強調。
そのうえで「全国でヤナセは107店、メルセデス・ベンツを取り扱う店があるが、その中でも山下支店は『Sクラス』や『Eクラス』といった高額車が売れる有数の店で、販売単価も非常に高いものがある。この店は非常に良いお客さんに支えられているので、これほど立派に改装できたので、ますます目立つ存在になって、お客様の支持を得られるのではないかと思っている」と述べた。