タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるコンチネンタルは8月5日、アウディのデュアルクラッチトランスミッション用の制御ユニットを開発した、と発表した。
このアウディのデュアルクラッチトランスミッションは、最新世代の7速「Sトロニック」。アウディの幅広い車種に導入される主力トランスミッション。
コンチネンタルが開発したアウディの7速Sトロニック用制御ユニットでは、従来よりも小型化を図ると同時に、燃費性能をさらに追求しているのが特徴。この制御ユニットは、オンデマンド駆動の電動オイルポンプと一体制御される。
コンチネンタルは今後数週間以内に、この制御ユニットの量産を開始する計画。アウディのFF車に広く採用される予定。
コンチネンタルのトランスミッション事業を統括するRudolf Stark氏は、「開発にあたっては、新しい構造と技術を導入した」と述べている。