MotoGP第11戦・チェコGP決勝レースが8月17日、オートモトドラム・ブルノ・サーキットで開催、開幕11連勝を狙ったマルク・マルケス(ホンダ)は4位に終わった。優勝は、予選5番手から好スタートを切ったダニ・ペドロサ(ホンダ)。昨年のマレーシアGP以来、14戦ぶりの勝利を果たした。ペドロサは、オープニングラップこそ、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に続いて4番手だったが、2周目にドヴィツィオーゾをかわし、3周目にはイアンノーネをパス。そして、6周目にロレンソをかわすと快調にラップを刻み、22周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。一方、今季9度目のポールポジションから決勝に挑んだマルケスは、表彰台争いからじりじりと後退。今季初めて表彰台を逃す4位に終わった。オープニングラップで5番手、2周目に6番手とポジションを落とす。その後、ドヴィツィオーゾとイアンノーネのドゥカティ勢とバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)をパスして3番手に浮上したが、そこからペースが上がらず、トップを走るチームメートのペドロサと2位のロレンソとの差を縮めることができなかった。後半に入ると、わずかにペースを落とし、ロッシに逆転を許し、4番手へとポジションを下げてフィニッシュした。前戦インディアナポリスGPでは、開幕から10連勝を達成。連勝記録では史上4番目、開幕からの連勝記録では、44年前にジャコモ・アゴスチーニが達成した記録に並んだ。今大会、新記録樹立は果たせなかったが、4位でフィニッシュしたことで、2年連続チャンピオンに向けて大きく前進した。■MotoGP 第11戦1位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)3位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)4位:マルク・マルケス(ホンダ)5位:アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)6位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)■ポイントスタンディング1位:マルク・マルケス(ホンダ)263P2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)186P3位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)173P4位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)137P5位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)118P6位:アレイシ・エスパルガロ(ヤマハ)85P
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