【F1 日本GP】可夢偉、謎のスポンサー「麻衣ちゃん」について語る

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小林可夢偉選手
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  • ときには厳しい表情でチームや車の状況を語る

31日、モビリティランドによる今年のF1日本グランプリに関する記者発表に出席した小林可夢偉選手(ケーターハム)は、発表会後の囲み取材に応じた。

その中で、今期の苦戦については、「厳しいシーズンになることは予想していたが、車の問題に加え、経済的な問題は想定外だった。大変だけど、チーム体制の変更で上向くと思っているので、むしろ楽しむようにしている」と前向きな回答だった。関連して、新体制での契約内容について「自分としては、車のパフォーマンスは最大限出していると思っているし、周りもそのことは理解しているはず。なので、地位の保障などは要らないと思っている」と言い切った。

車両の改良(アップデート)への質問には「あまり大きな変更はないが、改良すべき点はまだ多いと思っている。空力はあまり気にしないほうなので、それ以外の部分でアップデートしたり、自分も結果を出すように努力する」と、車に対する不満を隠せなかった様子。

ハンガリー戦での謎のスポンサー「麻衣ちゃん」については、小林選手も詳細をチームから聞かされていないという。「企業に頭下げてもダメなのに、こんな天使みたいな人がいるんだな、というのが感想で、とても感謝している」とのこと。年齢は22歳、ということだけわかったそうだ。

鈴鹿で好きなコーナーは3番から6番の連続コーナー。「失敗すると次のコーナーも確実に難しくなり、コーナーひとつで0.1秒稼げばタイムが0.4秒短縮できるが、失敗すると0.5秒くらいすぐにロスしてしまう。非常に難しいコースだが、その分やりがいがある」と話した。

《中尾真二》

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