ロンドン・ヒースロー空港は7月25日、14年上半期(1月1日~6月30日)の輸送・財務実績を公表した。
航空旅客数は、国際線利用の好調に支えられ、前年同期比1.9%増の3510万人。旅客満足度は2四半期連続で新記録を樹立した。収益は同7.4%増の12億3400万ポンド、EBITDA(金利・税金・償却前利益)は同15.4%増の7億400万ポンドだった。
上半期の主なトピックスは、新ターミナル2のオープン(運用開始が6月4日、正式オープンが23日)と第3滑走路増設に関する提案書(修正版)の提出。空港側は、滑走路新設が2025年までに1000億ポンド以上の国内への経済効果と10万人以上の新規雇用創出を後押しするとしている。