昨日の公式予選でトップ10に入ったチームから各2名ずつが参加。1台ずつ1周勝負のタイムアタックに挑んで、そのタイム順でグリッドを決める方式。17番目に登場した津田は暫定トップのNo.11 F.C.C. TSR Honda『Honda-CBR1000RR』のジョナサン・アンドレア・レイが記録した2分07秒398のコース序盤から上回るペースで周回。難しいコーナーが続く後半区間もミスのない完璧な走りを披露し、昨年のポールポジションタイムを上回る2分06秒703を叩き出した。
これに昨年のポールシッターであるNo.07 MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP『YAMAHA-YZF-R1の中須賀克行、昨日の公式予選でトップタイムを記録したNo.634 MuSASHi RT HARC PRO『Honda-CBR1000RR』のマイケル・ファン・デル・マークも破ることができずにセッションが終了。津田のポールポジションが確定した。
4位には13年ぶりに8耐に帰ってきたNo.87 Team GREEN『KAWASAKI-ZX-10R』(柳川明/渡辺一樹/藤原克昭)。トップ3に迫る速さを見せており、カワサキのワークスチームが決勝でどう巻き返すかに注目が集まる。昨年の優勝メンバーが揃ったNo.634 MuSASHi RT HARC PRO『Honda-CBR1000R』(高橋巧/レオン・ハスラム/マイケル・ファン・デル・マーク)は5位。昨日の予選トップを考えると順位を落としてしまったように思えるが、長丁場の決勝レースで毎年強さを発揮しているだけに、明日もライバルにとっては不気味な存在になるだろう。