マセラティ100周年、東京タワーをブルーにライトアップ…限定車発表も

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マセラティ100周年。東京タワーをマセラティカラーのブルーに染めた。写真はグランカブリオMCセンテニアル・スペシャル・エディション
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  • マセラティ・グランカブリオMCセンテニアル・スペシャル・エディション
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マセラティ・ジャパンは7月22日、増上寺(東京都港区)において、マセラティ100周年記念イベントを開催。東京タワーをマセラティのコーポレートカラーであるブルーでライトアップし、来場者と喜びを分かち合った。会場には歴史あるマセラティ車が展示されたほか、限定モデルも発表した。

同社代表取締役のファブリッツィオ・カッツォーリ氏は、「マセラティの長い道のりの中で、我々はユーザーの声に耳を傾け、提案を聞き、そして、ユーザーの要望に応えるようなクルマ作りに努めてきた。特にこの10年間は、フィアットクライスラーグループ傘下でユーザーの声をクルマ作りに反映させることはより強化された」と振り返る。そして、「2012年は世界で6200台。翌年は1万5400台を売り上げた。さらに今年は6月時点で2013年の販売台数を超えた」とビジネスが好調に推移していること強調した。

そして、今後の100年も見据えながら、近々マセラティ社初のSUV『レバンテ』や、コンパクトクーペの『アルフィエリ』が導入されることを明らかにした。カッツォーリ氏は「これら製品群とディーラーネットワークのお蔭で、2015年には世界では5万台。2018年には7万5000台という高い目標は達成されるだろう」とコメントしている。

今回発表された2台の限定車は、『グラントゥーリズモMCストラダーレ・センテニアル・スペシャル・エディション』と『グランカブリオMCセンテニアル・スペシャル・エディション』。それぞれ6台ずつ、合計12台が日本で販売され、価格はそれぞれ2347万円と2424万円。

この2台は2014年7月から2015年中旬の間のみの生産で、最初のデリバリーは2014年10月を予定。特別色であるロッソ・マグナ(赤系)とブルー・インキオストロ(青系)、グリジオ・ピエトラ(グレー系)を含む7色を用意。特別色は3層構造の塗装で仕上げられる。それに伴い内装も専用のインテリア素材やカラー内装仕上げが施される。

この100周年記念イベントでは、7月23日から24日にかけて、“100周年記念リレーマセラティ百年道中”を実施する。江戸時代の“お茶壷道中”からヒントを得、東京の増上寺から、マセラティ浜松を経由し、京都の清水寺まで新旧マセラティが、奉納品を携え走行する予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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