パトカーが横断中の小学生はねる、前方不注意で

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18日午前7時40分ごろ、佐賀県小城市内の国道203号で、徒歩で道路を横断していた小学生男児に対し、交差進行してきたパトカーが接触する事故が起きた。男児は軽傷。警察は運転していた40歳代の男性巡査部長から事情を聞いている。

佐賀県警・小城署によると、現場は小城市小城町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。10歳の男児は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきたパトカーと接触。そのまま路上で転倒した。

男児は転倒した際に顔面を打撲し、左目付近を切るなどの軽傷。警察はパトカーを運転していた同署・地域1課に所属する40歳代の男性巡査部長から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して巡査部長は「取り締まりに向かう途中、どのルートを通ろうか考えていて、横断している子供に気づくのが遅れた」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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