気持ちよかった。5速MT車はAT車に対し前輪側が20kg軽い。そのこともあり、軽自動車であることを忘れさせる“ライトウエイトスポーツカーぶり”が、理屈抜きで走りを楽しませてくれるのだ。“64ps縛り”のエンジンもMTがそのことを意識させない。「実はバルブスプリングを強化しオーバーレブに配慮している」(ダイハツ)のだそうだが、上まで淀みなく吹け上がり、素直で自然なパワー感を堪能させてくれる。同調する排気音も音量が程よく抑えられ、低く上品な音を聞かせる。ストロークの短いMTシフトも扱いやすい。しっとりとした重みを作るパワーステアリングの手応えも良好。乗り味もストロークが感じられ、決してハードではない。スカットルシェイクはゼロではないが、オープン走行の醍醐味はひとしおだし、大きめサイズのシートのサポート性も良好だ。あえて“行間”を書けば、縦一直線に光るLEDのイルミ(とくにフロント)は、今どきのワイルド系ミニバンのそれのようにも見え、やや脅しが利き過ぎか? 着せ替えを可能にする全13点の樹脂外板は、同じものがパーツ代換算で計33万5000円とのこと。レポーターだったら、非日常的でより色気のある“別のカタチ”の登場を心待ちにし着せ替えを楽しみたい、かも。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★
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