インドでのコカ・コーラ販売量は、価格の安さが助けとなって広い流通を誇り、いまやドイツを抜いて世界第6位の市場になったとエコノミックタイムスが伝えた。
同社のウェブサイトでの発表によると、インドは米国、メキシコ、中国、ブラジル、日本に続いており、アジア地域の販売量の12%を占めている。
ライバル社であるペプシコは世界での売上に対するインドの貢献度に関して明言を避けたが、昨年は飲料およびスナック菓子を含めた販売量に関してはインドは第5位であると述べた。ただしスナック菓子ビジネスは飲料より急成長している業界であり、一概に比較することはできない。
近年、米国や欧州などの地域ではソフトドリンクからより健康的な飲料へと志向が変わってきているが、インドではまだ伸びる余地があると考えられている。