BASFのカラートレンド予測…アジアは温かみのあるカッパーやグレー系

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BASFジャパンのコーティングス事業部は7月1日、2~3年先の世界における世界のカラートレンド予測を発表。最新カラートレンドのテーマは、「Under the Radar(まだ見えないシグナル)」だとした。

「Under the Radar」とは、レーダーにまだかからないトレンドの芽となるシグナルのこと。昨今、世界の人々は独自性を尊重し、社会において自分の考えや行動がますます影響力を持つようになっている。これに伴い、自動車のカラーの選択は、「他者との差別化」や「個性」に対する消費者のニーズの高まりを反映し、今後の自動車のカラーバリエーションを豊かにしていくと予測している。

アジア太平洋地域でも、自らのアイデンティティや独自性を育み、自分を「表現する」方向に価値観が移り変わっている。これらの価値観を表現する色として、「個」を表現するような「鮮やかな赤」など明るく、力強い色が今後も継続して拡大するとしている。

その一方では、自分のルーツや文化、アイデンティティを見直し、物質主義からより情緒的でバランスのとれた快適な生活を追求する傾向も見られ、今後はそんなライフスタイルをイメージするような温かみのあるカッパー(銅褐色)やグレー系のカラーが登場すると予測している。

また、二輪車市場では、今後ますますカラーバリエーションが多様化すると予測。彩度の高いカラーが定番化しつつも、経年変化したような味わいのある鉄のようなカラーやヘマタイト(天然石の一種)のような新しいメタリックを表したカラー、また粗かったり、色が変化したりするものなど多様なデザインが特徴として登場するとみている。

《纐纈敏也@DAYS》

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