宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、5月24日に打ち上げた陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の初期機能確認試験を実施している中で、同衛星に搭載されたLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)により初の観測画像を取得した。
「だいち2号」の観測データは、災害発生時の状況把握や森林伐採の監視、オホーツクや極域の海氷観測などに貢献することが期待されている。
今後も、初期機能確認試験を実施して「だいち2号」が所定の性能を満たすことを確認した後、8月中旬から観測データの校正検証を行っていく。
一般利用者への提供は11月下旬を予定している。