ヤンマー、高効率ガスエンジン・コージェネレーション・システムを発売

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800kW高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム EP800G
  • 800kW高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム EP800G
  • 発電装置ユニット部の3分割(オープンタイプ)

ヤンマーグループのヤンマーエネルギーシステムは、60Hz地区向け800kWガスエンジン・コージェネレーション(熱電併給)システム「EP800G」を開発し、7月1日より販売を開始する、と発表した。

今回新発売のEP800Gは、2003年から発売している350kWガスエンジン・コージェネレーション・システム1に搭載の6気筒エンジンをベースとして開発した12気筒エンジンを装備しており、ヤンマーグループで設計・製作・試験を行い、自社工場へ試験的に導入して各種性能を確認し、開発を完了した。

EP800Gの特長としては、800kWクラスでトップレベルの発電効率と低NOXを同時に実現、3分割構造のタイプを設定して設置性を向上、常用防災兼用が可能である点、などが挙げられる。

今回、50Hz地区向けの「EP370G」370kW、「EP700G」700kW、60Hz地区向けの「EP400G」400kWの3機種に新たに「EP800G」が加わり、5kWから35kWのマイクロガス・コージェネレーション・システム「CPシリーズ」とあわせて、小型から中型クラスまで充実のラインナップが完成した。

ヤンマーエネルギーシステムは、「病院、ホテル、工場、事務所ビル、地域冷暖房システム等におけるコージェネレーション・システムの新設や更新等、様々なユーザーにEP800Gを提案したい」としている。

《山内 博》

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