シンガポール・チャンギ国際空港グループは6月23日、チャンギ国際空港の2014年5月の輸送実績を公表した。
航空旅客数は前年同月比2%増の436万9000人。北東アジア・南アジア・南西太平洋路線が好調で、特に香港・ベトナム路線は2桁の伸びを記録した。一方、国内の政情不安による、タイとチャンギ国際空港を結ぶ路線の不振は継続。首都のバンコク路線は同24%減だった。
航空機発着回数は前年同月比1.7%増の2万8930回、航空貨物量は同3.5%増の15万7500トン。また、1月から5月までの旅客数2195万人、発着回数14万3550回、貨物量75万5400トンはいずれも前年同期を上回るペース。