パトカーの追跡を振り切って逃走した少女を逮捕

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今月5日、京都府京都市右京区内で交通違反を行い、追跡するパトカーから逃走する際に車両6台と衝突したとして、京都府警は12日、北区内に在住する16歳の少女を道路交通法違反(無免許運転、信号無視)容疑で逮捕した。

京都府警・中京署によると、問題の事故は2014年6月5日の午後2時30分ごろ発生している。京都市右京区内の府道をパトロールしていた署員が、右折禁止の交差点で右折を強行したワゴン車を発見。停止を命じたところ、クルマはこれを無視して約3kmに渡って逃走。途中で1台に接触。さらに先の交差点で信号待ちのために停車していたクルマ5台にも衝突し、その混乱に乗じてパトカーを振り切って逃走した。

クルマは若い女が運転。ナンバーも目撃されており、警察がクルマを所有する58歳の男性に事情を聞こうとしたところ、この男性は今年4月から入院していることが判明。この男性の長女にあたる16歳の少女がクルマを勝手に乗り回していた可能性が高いことがわかった。

少女は事故直後から内縁の夫にあたる22歳の男性と一緒に行方不明となっていたが、12日に自宅へ戻ってきたところを張り込んでいた署員に発見され、道交法違反容疑で逮捕された。

少女は関東方面に逃走しており、聴取に対しては「なんとなくドライブしたい気分だった」、「親の不在中に何度も運転した」などと供述。日常的な無免許運転の事実を認めている。男性も同乗していたとみられており、警察では無免許運転を幇助した疑いで男性からも事情を聞いている。

《石田真一》

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