キャセイパシフィック航空は5月25日、若者の社会貢献と航空業界での夢実現を支援する「アイ・キャン・フライ」プログラムのスタートを前に、九龍公園体育館で誓約式を行った。
誓約式にはルパート・ホッグ最高執行責任者(COO)と労工福利局のマシュー・チェン局長(事実上の閣僚)が主賓として招かれた。
2003年に開始し、今回で6回目のプログラムは、香港貧困対策委員会主催の「ブレス・ホンコン」キャンペーンの支援で行われる。地元の校長やソーシャルワーカーが推薦した、経済的に恵まれないが、成績優秀かつボランティア活動に積極的な若者500名が参加する。
プログラムは、航空管制・機内サービス・エンジニアリングの学習、香港国際空港・民間航空局・その他航空関連施設の見学、以上の経験を生かした社会奉仕計画の考案と実行からなる。なお、成績優秀者100名はオーストラリアのパイロット訓練校やフランスのエアバス工場などでの学習機会を得る。