【レッドブル・エアレース 第3戦】日本人パイロット室屋義秀選手「目指すのはシリーズチャンピオン」

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室屋義秀選手
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トップクラスのパイロット12名がスピードとテクニックを競うレッドブル・エアレース。世界を舞台に繰り広げられるレースのなかに、日本人で唯一参戦する室屋義秀選手がいる。

室屋選手は、20歳の時に飛行機操縦免許を取得するために単身渡米、1998年に曲技飛行をおこなうエアショーでデビュー。以降、日本国内に留まらず世界各地を飛び廻り、レッドブルエアレースには2009年に初参戦した。

レッドブル・エアレースの魅力について、室屋選手は「航空スポーツの中で最高峰となるステージであり、世界の有名な選手がやってきて、100分の1秒を競う世界最速のモータースポーツに参加できることに、パイロットとしての楽しみがあります」と話す。

3年のブランクを経て復活したレッドブル・エアレース。新しいレギュレーションでは、イコールコンディションに近づけるためエンジンやプロペラは共通化が図られたが、室屋選手が使う機体は旧世代のものだ。新しい機体を使うトップチームと比べて苦しい戦いを迫られる。

室屋選手の2014年シーズンは、第2戦クロアチアで自身初となる表彰台を獲得、第3戦マレーシアを終えて現在ランキング7位という記録。

「機体の差によって1秒近くタイムが離されるので容易な戦いではない。表彰台のとれたクロアチア戦では、風が変わりコンディションが荒れてタイムを落とす選手もいるので、100%のポテンシャルを出して戦えばポイントはとれる」(室屋選手)という。

さらに、室屋選手は“シリーズチャンピオン”と、高い目標を掲げ2年後の2016年に狙いを定めて、チーム体制など準備を整えているという。

最後に、室屋選手は「今の結果に一喜一憂するのでなく、チャンピオンに向かうまでのプロセスが重要で、今はその途中。将来的にはシリーズのチャンピオンを獲りにいかなければならないので、そこに向けて準備をしていきたい」と語った。

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