5月22日、雨によって中断されたF1モナコGPの第2フリープラクティス(FP2)は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがメルセデスのルイス・ハミルトンを下してトップタイムを記録した。
ウェット路面で開始されたセッションは、最初の35分間、ウィリアムズのバルテッリ・ボッタスだけが走行するという奇妙なものであったが、その後路面の大部分がドライとなった状態で全ての車がマシンガンのようにコースへ飛び出し、アロンソはハミルトンとレッドブルのセバスチャン・ベッテルを抑えて最速タイムを記録した。
アロンソは1分22秒047でセッションを開始し、その後1分19秒498を記録してハミルトンの1分20秒019に勝った。さらにセッション終了30秒前の最終トライでは1分18秒482までタイムを短縮し、トップタイムを維持し続けることに成功した。
ケータハムの日本人ドライバー、小林可夢偉は1分21秒924のタイムでマルシャのジュール・ビアンキの1分21秒937を下して17位のタイムを叩き出し、ケータハムとマルシャの両チームの中で最速タイムを記録することとなった。
F1モナコGP・第2フリープラクティス結果(トップ10)
1. フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3. セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
4. ジャン=エリック・ベルニュ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
5. バルテッリ・ボッタス(ウイリアムズ)
6. セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
7. ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
8. ジェンソン・バトン(マクラーレン)
9. ダニエル・リチャルド(レッドブル)
10. ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
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17. 小林可夢偉(ケータハム)