17日、マレーシア・プトラジャヤにおいて、「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」第3戦の予選がスタートした。
会場となる人工湖プトラジャヤ湖には、全長25メートルのエアパイロンが用意され、パイロット達がパイロンを縫うように飛行してタイムを競う。競技に使われる飛行機は、最高速度は370km/h、パイロットの負荷は最大10G。低空飛行で観客の目の前を駆け抜ける姿は圧巻だ。
16日の練習日は、オーストリア出身ハンネス・アルヒ選手が1分15秒930のトップタイムを記録。2番手にカナダ出身ピート・マクリード選手、3番手にイギリス出身ナイジェル・ラム選手と続いている。
同大会に唯一アジアから参加するパイロット、室屋義秀選手は1分23秒182秒と12番目のタイムとなったが、本番での巻き返しに期待がかかる。